埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1625
■ 種類 学会発表
■ タイトル 溶存酸素量の違いが湖沼底質の藻類シードバンク機能に及ぼす影響
■ 著者 田中仁志    埼玉県環境科学国際センター
古田世子    滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
藤原直樹    滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
一瀬諭    滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
馬場大哉    東レテクノ(株)
岸本直之    龍谷大学
西村修    東北大学
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 日本陸水学会第77回大会、平成24年9月15日
■ 抄録・要旨 湖沼の富栄養化は、有機物の増加に加え、底層水の貧酸素化など新たな環境問題を引き起こしている。植物プランクトンは水質形成に寄与するが、湖沼底質の有機化や貧酸素状態がシードバンク機能に及ぼす影響は未解明である。本研究では、湖沼底層の貧酸素化によるシードバンク機能への影響を評価した。  その結果、冷暗所密閉容器内で採泥後6ヶ月経過した底質は、DO上昇を示したが、速度は低下し、光合成活性の低下を示唆した。細胞数で比較すると、藍藻類が最も多く観察された。回帰実験において、照明があることにより貧酸素状態は経時的に好気化していった。光条件の回復(浅場)は、底層の貧酸素対策に有効と考察された。
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